北極域実践コミュニティ トークセッション
『北極域のビジネスとサステナビリティ』
~アイスランドの文化・価値観・風土が生み出す、地域資源と人材を活かすイノベーション~
イベント概要
人口38万人の北極域に浮かぶ島、アイスランド。
小国ながら漁業やテクノロジー産業では世界で存在感を示し、実は日本とも多くの関わりがあります。豊かな自然資源をビジネスに結びつけ、限られた人材を活かすこの地域には、イノベーションを起こすさまざまなヒントが隠れています。
今回は、義肢装具パーツメーカーとして世界的に有名なアイスランド企業「Ossur」の日本支社長であり、在日アイスランド商工会会頭の楡木祥子さん、フィンランドをはじめとする北欧の社会・文化を専門とする柴山由理子さんをお招きしました。
アイスランドから「北極域のビジネスとサステナビリティ」を覗いてみましょう!
開催日時・会場等
日時
2023年6月21日(水)18:00~20:00
開催形式
YouTube Liveによるオンライン配信+Zoomミーティング
対象者
北極域に関心のある方ならどなたでも
参加方法
配信は終了しました。
アンケート
ご視聴された方は、6月25日(日)までに、アンケートへのご回答をお願いし ます。
アンケートはこちら: https://forms.gle/iiATh4gxKN3biqVbA
プログラム
第1部(YouTubeLive)
・ウェルカムトーク (10分)
・トークセッション (50分)
12年連続ジェンダーギャップ指数世界1位のアイスランド。意外に知らないアイスランドの基礎情報から、世界に影響を与える技術・企業が成長していく土壌について、ビジネスの最前線の視点から伺います。
第2部(Zoomミーティング)
・参加者同士のダイアログ (20分)
・ラップアップ (10分)
トークセッションを受けて、後半はzoomへの参加者同士でダイアログ(対話)の時間です。パネリストも参加します。
ご参加希望の方は、配信中にチャット欄に表示されるZoomURLからお入りください。
パネリスト
柴山 由理子(東海大学文化社会学部北欧学科講師)
専門は比較政治学、フィンランド地域研究。 早稲田大学社会科学研究科博士後期課程を満期退学。 フィンランドのデザイン企業Golla Oyの Vice President of Sales and Marketingを経て、2018年4月より現職。大学では「フィンランド概論」、「アイスランド概論」、「北欧の政治と経済」、「北欧の思想とアイデンティティ」などの授業を担当している。
楡木 祥子(Ossur Japan G.K. 代表)
大学にてインダストリアルデザインを専攻したのち、義肢装具士として障害者福祉にかかわる。アイスランドを代表する会社で義肢パーツ世界第2位のOssurでキャリアを積み、2020年より日本法人代表。現在は、アイスランド商工会の会頭としてアイスランド発の製品や技術などの発信をしている。
大西 富士夫(北海道大学 北極域研究センター 准教授)
1977年生まれ。新潟県出身。北海道大学北極域研究センター准教授。ArCSII国際政治課題代表者。北極環境研究コンソーシアム副委員長。博士(国際関係)。過去にフィンランド、ノルウェーにて在外研究の他、ラバル大学(カナダ)にて客員教授を兼務。現在、北極圏の国際関係、国際政治が北極圏に及ぼす影響等について研究している。
高橋 美野梨(北海学園大学法学部 准教授)
1982年生まれ。山梨県甲府市出身。北海学園大学法学部政治学科准教授。ArCS II国際政治課題副代表者。博士(国際政治経済学)。グリーンランド大学行政学研究科、日本学術振興会特別研究員、オールボー大学北極研究プラットフォームなどを経て、現職。自らの立場の移ろいを積極的に引き受ける地域研究的アプローチから、デンマーク/グリーンランドの現代政治を主に研究している。
ファシリテーター
黒井 理恵(㈱DKdo/ファシリテーター)
北海道名寄市出身・在住。NPO法人ミラツク理事、(株)DKdo取締役。大学卒業後、東京で出版社、企業PR・ブランディング企画会社を経て、現職。現在は自治体や企業などで年間約50回、年間延べ約2000人に向けて対話や組織開発・人材開発の場をファシリテートしている。
お問い合わせ
ArCS II 国際政治課題 北極域実践コミュニティ事務局
E-mail:tdcop(at)arc.hokudai.ac.jp
※(at)をアットマークに置き換えてください